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昭和のきものと対話
二人の祖母に伯母に姑に母
わたしのところに集まってきた
家のおんなたちのきものから
さまざまな物語を聞く。

変わらない、古いものに風を通し
手をかけて、包まれる。
外を歩いていても、内を感じる。
守られている。
こんなわたしであるのに。

親から子へ、代々受け継がれていく
伝統のきものの時代は
終焉に向かっているというのに。

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by favoriteworks | 2010-02-27 18:28 | 纏う
VIOLETS FOR MY FURS
今にも雪が降りそうな日に
鼻歌まじりに、適当に口ずさむ
Stacy KentのVIOLETS FOR MY FURS

It was winter in Manhattan
falling snowflakes filled the air
The streets were covered with a film of ice
But a little, simple magic that
I heard about somewhere
Changed the weather all around
just within a trice……

VIOLETS FOR MY FURS
(M.Dennis / T.Adair)

もとは男性が歌うVIOLETS FOR YOUR FURS
を、Stacy KentはVIOLETS FOR MY FURSと歌う。
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by favoriteworks | 2010-02-17 23:30 | 聴く
鎌倉半月
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半月は小豆や抹茶のクリームをはさんだ
ゴーフルのようなお菓子

割るとやや硬質な、ぱりぱりとした音がする
薄くこうばしく、いつの間にかなくなっている
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by favoriteworks | 2010-02-11 00:08 | food
江戸の彩色
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冠紐(ゆるぎひも)は冠(かんむり)の紐
今は帯締めとして受け継がれる江戸の職人技

伸縮性があって柔らかく、光を帯びて美しい組み紐の
色見本で、その色の風景を想い、その名に親しむ
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by favoriteworks | 2010-02-11 00:03 | 観る、読む
雪眼鏡
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せつがんきょう、と思ったら
ゆきめがね、と書いてあった

舞い降りた瞬間にしか存在しない
ひとつとして同じ形がないという
雪の結晶を見るための小さなルーペ
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by favoriteworks | 2010-02-03 16:32 | 観る、読む
雪の翌朝
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暗闇に降り積もる雪は一夜のことだった
窓を開けるとすっかり晴れわたり
裸の木々に雪の花が咲き乱れて光っていた

幼稚園の庭では子供たちがはしゃぐ
なけなしの雪は土の色で
それでもやっぱり雪だからうれしいのだ
みんな歓声をあげて笑っていた
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by favoriteworks | 2010-02-02 16:30 | 散歩
空焚
聞香(もんこう)のように形式のあるものではなく
空焚(そらだき)というのか、気ままに愉しむ

鳩居堂に薫玉堂、あちこちのぞいて教えてもらい
そろえていったものたちは、銀葉という雲母の板、
香炉灰に小さな炭団、練り香は梅の香、茶室の香り

香炉だけなかなか見つからなかったのを
あるとき、ESTEBANのキャドルの入っていた
すりガラスのグラスがいいと思いついて
それに決まったら、ちょうどよかった

神妙な顔をして、ままごとのようなことをして
香りがたゆたうまで待つひとときもまた
ちょっとした遊びの時間
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by favoriteworks | 2010-02-01 16:28 | others