The Brain and Imagination
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五感に伴う鮮明な質感、仮想。
小林秀雄が生涯追究していた主観的経験。

自分が惹かれるもの、無意識の行動、
こころに存在する風景、すべてに繋がってゆく理由があるとするなら
この本の著者、脳科学者が解いてくれるような気がした。

この世界は個人の仮想でしか把握できない。
人間は他者の心やもの、自分を取り巻く世界と
絶対的な断絶状態にある孤独な生き物だとわかった上で

いつも今、ここで、感じて生きていたいと切に思う。

「世界の断絶を知り、断絶に思いを致すものは、
私たちが世界を感知し、他者と交わる唯一の手がかりは
結局は自らの中に生じる仮想でしかないということを知っている。」

『脳と仮想』 茂木 健一郎著
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by favoriteworks | 2004-11-09 21:51 | 観る、読む
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